Webライター養成講座「School×Work」体験記 自分の理想の働き方を考え、Webライターを志す
Webライターを目指したきっかけ
自分に合った働き方を考える
Webライターを目指そうと思ったのは、今から一年ほど前のことです。私は新卒としてとある民間企業に就職した後、理想のライフスタイルやキャリア像にマッチした仕事ができないまま職を転々とし、3社目の職場で働いていました。
その3社目の職場でも思うように仕事ができず、どこかモヤモヤとしたものを抱えながら日々を過ごしていたのです。
あるとき、どうすれば自分の理想の働き方ができるのかを見つめ直しました。そして、人への相談や適性診断をした結果、「企業や組織で働くのではなく、フリーランスで働く方が自分には向いているかもしれない」という考えに至りました。
自分の性格や適性を踏まえると、自分で自分をマネジメントする働き方が合っていると気づいたのです。
Webライターという選択肢
次にぶつかったのは、「フリーランスの『何』になるのか」という問題。つまり、どういった能力を売って「フリーランス」として働いていくかです。
私は何かの資格を有しているわけでもなく、働いてきた職場の業種もまちまちだったため、強みとなる経験がありません。これまでに「プログラミングの勉強をしていた」「仕事でプログラミングを行うことがあった」という経験はあるものの、プログラミングで独立し、仕事を引き受けられるようなレベルでもありませんでした。
もう一度プログラミングの学習をしなおして独立を目指す道も考えましたが、過去にプログラミング講座を受講したにも関わらず、ものにならなかった経験があるので、プログラミングの道に再度挑戦するのも、あまり賢い選択だと思えませんでした。
そうして悩んでいるとき、「佐倉さんは文章がうまいですね」と上司に評価された経験をふと思い出したのです。
当時の職場では、案件の情報共有のために文章を作成し、記録する機会が多くありました。そのときに書いていた文章が、「誰が読んでもわかりやすく、過不足なく、よくまとまっている」とのことだったのです。
そのことを思い出し、私は「文章を書いて生計を立てられないか?」と考えました。ちょうど友人が副業としてライターを始めた話を聞き、「Webライター」という仕事があることを知ったのもこの頃でした。
PCのテクニカルサポートや社内SEを経験していた私にとって、言語でのコミュニケーション(電話、メール、チャット)は日々行っていたことであり、自分が得意とすること。とは言うものの、仕事で文章を書いていたときは、高く評価されることもあれば、お叱りを受けることもあるという少し「ムラ」があるような状況でした。
ただ、その「ムラ」をなくせるようにスキルを磨いていけば、文章を書いて生計を立てていくことも十分可能ではないかと考えたのです。
Webライターの可能性
Webライターについて調べてみたところ、予想よりもたくさんの人がWebライターとして収入を得ていること、そしてWebライターを必要とする案件が多数あることがわかりました。
また、Webライターが仕事を獲得するための方法も、クラウドソーシングでの案件受注や、転職サイトの業務委託の求人など、様々あることを知りました。
それまで、自分が「文章を書いて生計を立てる」という仕事に対して持っていたイメージは、もっと間口の狭いもので、こうした情報を調べるなかで、私は「自分にもできるのではないか」と思ったのです。
「理想とする働き方」「ある程度自分が得意だと感じられる分野」「伸ばしていきたいスキル」、この3つが重なったところにWebライターという職業がありました。こうして私はWebライターを目指すことにしたのです。
HayakawaのWebライター養成講座を受けるまで
別のライター講座を受講したことも
当時勤めていた会社で正社員を続けながら副業を始めることは厳しかったため、まずはとあるライター講座を受講しました。
フルタイムでの勤務を続けていたので、「オンラインで受講できる」「夜間に受講できる」というのが当時講座を探す上で外せない条件。
「Webライター
講座」のワードでWeb検索し、ヒットした記事の上位に載っていた講座に「これが目に付いたから」と理由で申し込みました。「あまり考えすぎず、やろうと思ったら行動に出てみる」という自分の信条に従ったのです。
Webライターがどういう職業なのかもわからない私は、週1回の講座を受け、キャリアの相談もしながら勉強を進めていきました。そして、この講座では、自分の弱みや強みについて具体的に知ることができました。
講座の受講期間を終えた私は、何かしら案件を獲得できるだろうと確信し、思い切ってそれまで働いていた会社を退職をしました。
パートタイムの仕事を始め、その傍らWebライターを始めることにしたのです。パートタイムで週3日、それ以外の平日の2日でライターとして仕事をする計画でした。
しかし、クラウドソーシングで案件を獲得し、何度か執筆する機会は得られたものの、継続して案件を獲得していくことが難しく、いわゆる「鳴かず飛ばず」の状況が続きました。
とあるクラウドソーシングサービスでのライター試験にも不合格となり、一時期は心が折れ、「もう一度目指すべき仕事を考え直したほうが良いのだろうか」とまで考えたこともあります。
「このままの生活では続かない」…そんなときに見つけたのがHayakawaのWebライター養成講座でした。
受講の決め手は「School×Work」の仕事保証
HayakawaのWebライター養成講座を検討する上で、特に魅力に感じたのは、「School×Work」の講座に含まれる3か月間の仕事保証です。
「書けそうなジャンルは一応あるものの、それを証明する実績がない」という状態だった私にとって、確実に仕事を紹介してもらえる「仕事保証」のシステムはうってつけのものでした。しかも、仕事保証期間中に受けた案件の記事はそのままポートフォリオにもできる。
仕事保証期間を終えた後も継続して案件を獲得していくための足がかりになるはずだと、私は考えたのです。
パートタイムでの勤務になったとはいえ、仕事と並行して文章の勉強をする必要があったため、講座の受講がオンラインで完結するスタイルだったのも助かりました。
ちなみに、HayakawaのWebライター養成講座を受講するにあたり、問題があるとすれば金銭面でした。ただ、School×Workでは、仕事保証期間に受けた案件でも報酬が得られます。そのため、ある程度の金額は投資しても良いのではないかと考え、School×Workに申し込みました。
School×Workを受講して
Lesson1から卒業制作まで
パートタイムで働いていることもあり、私の場合、比較的時間の余裕がありました。そのため、「課題の締切を早めに設定し、できる限り速いペースで受講を終える」ということを目標としました。
受講中、課題の締切を自分の学習ペースに合わせて調整できる。それもHayakawaのWebライター養成講座の魅力の一つです。実際、私は学習期間としては短い約3か月でLesson1から卒業制作までの課程を修了し、現在は仕事保証で何件か依頼を受けて記事を執筆をしています。
ただ、自由にできる時間が長いほど、だらだらとしてしまいがちです。それを防ぐため、講座の受講期間中は、パートタイムの仕事をする曜日、Webライター講座の課題をする曜日を決めるなどしてスケジュール管理をしました。
課題の連絡から提出まではおおよそ1週間に設定。週に2日は自由にできる日なので、
-
〈Day1〉 1日使ってテキストを読み、課題を書き上げる -
〈Day2〉 日を置いて読み直し、必要に応じて修正してから提出する
というルールを確立させ、それを繰り返していきました。
課題に取り組む際、趣味で書いていた小説の執筆作業をするときなどに活用していた「ポモドーロ・テクニック」が非常に役に立ちました。ポモドーロ・テクニックとは、「30~40分、集中して作業を行い、5~10分休憩する」というサイクルを繰り返すことで、高い作業効率で物事に取り組めるようにする時間管理術のことです。
主に活用していたのはこの「ポモドーロ・テクニック」ですが、他にも課題に取り組む際には、パソコンの向きを変える、空調設備を整えるなどの工夫もしました。
コロナ禍で在宅勤務をしている友人も多かったので、友人たちと「こうすると集中できる」「あれが便利だったよ」などの情報交換も行い、これからフリーランスとして仕事をしていくためのヒントを得られたと考えています。
また、HayakawaのWebライター養成講座は、毎回の課題に対して丁寧な添削をしてもらえる点も魅力です。
添削済みの課題は、ワード形式のファイルで返却されるので、後から添削内容を振り返ることができます。前回の添削内容を踏まえて、次の課題に取り組んでいました。
仕事保証期間
現在(※2022年2月)は仕事保証期間ですが、この期間中にも私は、Webライターとして生計を立てていくことに直結する学びを得られています。
School×Workでは、仕事保証期間中も引き続き、講師から原稿の添削が受けられます。また、自分が得意とするジャンルや、書いていきたいジャンルの希望をもとに案件を紹介してもらえるため、仕事保証を通して、これから強みにしていけるであろうジャンルを探し出すことも可能です。
私の場合、これまでの仕事の経験から、「転職やITに関する記事を書いていくんだろうな」と漠然と考えていました。ですが、実際に仕事として記事を書いてみたところ、趣味でよく読んでいた漫画の紹介記事を中心に、エンタメのジャンルが非常に向いていることがわかりました。
他のライター講座でもプロライターからの添削が受けられたり、講師に相談ができたりすることはあります。
ですが、School×Workの仕事保証では、プロによる指導を受けながら、実績を残していくことが可能です。特に、School×Workの仕事保証に関しては、実際のWebライターの仕事により近い感覚で自分のキャリアを探っていけるところに強みがあると、日々しみじみと感じています。
受講を検討している方へのメッセージ
Webライター養成講座の受講を検討している方のなかには、「文章を書くのが得意なので、そのスキルを伸ばしたい!」という方もいれば、逆に「文章を書くのが苦手なので、克服したい!」という方もいるでしょう。
私が特に背中を押したいのは、「文章を書くのが苦手だから(あるいは国語ができなかったから)、ついていけるか自信がない」という方です。
私は社会人になってから初めて文章作成能力で評価を受けました。また、学校も文学部などを出たわけではありません。読書量も多い方ではないです。
むしろ、高校生の頃までは国語の成績が悪く、受験勉強でも苦労をしました。昔の私が今の私を見たら、非常に驚くでしょう。
何か新しいことを始めるのに遅すぎるということはありません。「Webライターになりたい」「文章作成能力を伸ばしたい」という意志があり、なおかつ課題に取り組む時間を作れるのであれば、私はWebライター養成講座の受講を強くおすすめします。
講座を受講した結果、Webライターになるのか、あるいはライターとしてではなくても文章作成能力を生かした仕事をしていくのか。歩む道は人それぞれだと思いますが、講座を受講することで、今後の働き方の幅を広げられるのは間違いありません。
受講を迷っている方はぜひ、本記事や他の方の体験談なども参考に、まずは資料請求をしてみてはいかがでしょうか。