会社の副業解禁と共にWebライターを目指し、Webライター養成講座を受講したK-Kinさんの体験記

Webライター養成講座「Sart-up」「School×Work」体験記 会社の副業解禁と共にWebライターを目指す

著者: K-Kin

日々経済ニュースを見ることが趣味で、投資歴は15年以上。日本株、米国株だけでなく債券、コモディティなど幅広く投資を行っています。つみたてNISAや確定拠出年金などの非課税制度も活用中。この経験を活かして初心者向けの投資支援サイトKYO BLOGも運営しています。是非チェックしてみてください。

Webライターになろうと思った動機

Webライターに興味を持ったきっかけ

Webライターと聞くと、どのような印象をお持ちでしょうか?
私の印象は、「文学部出身で読書が好き」「文章を書くことが得意」「クリエイティブな仕事経験が豊富」な方がしている仕事というものでした。一方私は、ライターとはまったく無縁の経歴です。理系の大学を卒業後、医療系営業職サラリーマンとして15年勤務。文章を書く場面は、社内書類や議事録、メールの作成程度です。本業の営業では「話して伝える」ことは得意な方ですが、「書いて伝える」ことはどちらかといえば苦手でした。

このような経歴の私がWebライターを目指すきっかけとなったのは、会社から副業が認められたこと。副業解禁を機に新たなスキルを習得したいと思ったのです。特に苦手意識のあったライティングは、本業でも役に立つことから、興味を持ちました。ただあくまでも副業のため、平日のスキマ時間や休日におこなうことが条件。Web系の副業なら、いつ、どこにいようとも、インターネットに繋がっていれば仕事に取り組むことができる点が魅力です。

Webライターの魅力

数あるWeb系の副業の中で、Webライターに魅力を感じたポイントは、大きく3点あります。

  1. 文章を通じて確実な情報を伝えることができる
  2. 自分の得意が読者の解決になる
  3. 特別な資格がいらない

①文章を通じて確実な情報を伝えることができる

コミュニケーションは受け手がメッセージを正しく理解して、はじめて成立するもの。コミュニケーションをとりたい相手に、理解されなければ誰でもつらいと感じることでしょう。本業の営業では対話で顧客とコミュニケーションをとり、自社製品の価値を伝えようとしています。しかし、伝えたつもりが伝わっていないことも。要因のひとつに、対話には言語以外の視覚や聴覚も関与していることが考えられます。(米国の心理学者であるメラビアンが提唱した「3Vの法則」では、表情や視線など見た目や仕草による「視覚情報Visual」が人に与える影響度は55%、声の大きさや話すスピードなどの「聴覚情報(Vocal)」は38%、会話そのものの内容である「言語情報(Verbal)」は7%といわれています。)そこでより正確に伝達する手段として、「文章で伝えること」に関心を持ちました。文章力を高め、確実に情報を伝えることができるようになりたいと思いWebライターを目指すことにしたのです。

②自分の得意が読者の解決になる

Webライターであれば、自分の興味があることや得意なジャンルを記事にできます。仕事とはいえ、自分の好きなことなら、高いモチベーションを持ち、多少つらいことがあっても前向きに取り組むことができるでしょう。また、自分が何気なく調べ身についた知識や、経験したことが、読者の気になることを解決できるのがWebライターの良いところ。Webライターという仕事なら、副業として継続できるかもしれないと考えました。

③特別な資格がいらない

一般的に資格は、専門知識を習得した修了証であり、お金を稼ぐまでに実務経験が必要となることも少なくありません。一方、Webライターの場合、特別な資格は必要ありません。つまりライティングのスキルを学ぶことが、稼ぐ能力を高めることに直結するのです。未経験でもいきなり実践的な学習に取り組める点も魅力的なポイント。自身のスキルを測り、クライアントに証明するときに役立つ「Webライティング技能検定」や「Webライティング技能検定」という資格もあるため、取得を検討してもよいかもしれません。

Webライター養成講座を受講してみて

私のように未経験からスタートする場合、本やネットメディアを利用し、あまり料金をかけずにはじめる選択肢もありました。しかし、副業として本気で取り組むからには、「できるだけ正確に学習をし、速くプロになって稼ぎたい」「独学でライティングを学び、変なクセがつくことは避けたい」と思い、Webライター養成講座の受講を決断。完全オンラインで、現役のプロライターによるマンツーマン指導や添削を受けられる点が特徴です。独学より正確かつスピーディにスキルアップすることができました。

Start-upからはじめた理由

できるだけ速くプロになりたいとは思いつつ、「本当に自分に向いているのだろうか?」、「継続できるのだろうか?」という不安がありました。そこで、まずはライティングの基礎が学べる「Start-up」を選択。Lessonの期間は約2ヶ月。自分がWebライターになれる可能性を見極めるための期間と決め、課題に取り組みました。全3回のLessonを通して学んだことは、Webライターに求められることが、「簡潔でわかりやすい文章を書くこと」で、特別なスキルは必要ないということです。これなら私にもできるかもしれないと思えるようになり、不安が小さくなりました。また、2ヶ月講義を続けてみて、不得意だと思っていた書くことが、楽しいと思えるようになりました。それは、プロによる添削を受けて、自分が書く文章の現状と課題が明らかになり、これからの自分の成長に期待が持てるようになったからだと思います。Start-upは前向きにプロのWebライターを目指すきっかけとなりました。

School×Workを受講した感想

School×Workでは本格的にプロを目指す上で必要なスキルを教えてくれます。SEO対策や文章構成の作り方、5000文字程度の文章作成にも取り組みました。卒業制作は、自分が得意とするジャンルを選び、記事を作成。実際のサイトに自分の記事が掲載された時は、これまで経験したことのない胸の高鳴りを覚えています。そして、School×Workにしかない魅力的なポイントが、3ヶ月の仕事保証があること。ライターの実績もない未経験者にとって、Webライターの業界にどのように入ればよいのか、仕事の受注はもらえるのだろうかという不安がありました。仕事保証期間では、仕事に慣れるだけでなく、書いた記事は実績になりますし、ポートフォリオ作成のサポートが付帯します。プロライターによるアドバイスを受けながら、独立(副業)の準備ができるのは安心です。

テキスト&課題への取り組み方

Lesson毎にテキストが用意されており、課題は2~3週間で設定されることが多いです。提出期限は設けられていますが、相談も可能。私の学習スケジュールは、はじめの1週間でテキストの内容を理解し、残りの1~2週間で記事を作成しました。課題提出後はプロによる添削と、添削事例集が届きます。プロによる添削では、分からないことや、気づいたことがあればチャットで相談。このチャットでの相談は魅力的なサービスですので、積極的に活用すべきです。テキストや添削事例集は復習で使用し、覚えたスキルが定着させるのに役立ちます。添削事例集の文章表現が参考になるので、文字数の多い文章を作成するLesson後半でも何度も読み返しました。本業と並行しながら課題に取り組んでいましたが、課題のボリュームも提出期限も負担に感じたことはありません。休日や平日のスキマ時間だけでも十分に学習可能な範囲でしょう。

プロライターによる添削を受けてみた感想

添削指導では、文法や正しい日本語の使い方、引用ルールや、分かりやすい文章の作成方法、文章構築の方法などプロのライターに求められる知識やスキルを教わりました。
実際にプロライターによる添削を受けてみて、自分の文章のクセを知ることができました。よく指摘されたのが、文章のつながりが弱いこと。唐突な文章の展開は読者を混乱させることになります。添削を受けなければ、自分の文章のクセに気づくことはできなかったでしょう。
また、添削後の例文を示してくれたことも参考になりました。自分の文章とプロライターの文章を比較すると、やはりプロライターの方がわかりやすい。自分の文章の改善点を明確に理解することができました。
このようにプロライターの添削によって学べたことが多く、ライティング力アップにつながったと実感しています。

Webライター養成講座をおすすめできる人、おすすめできない人

Webライター養成講座をおすすめできる人

プロのWebライターを目指したい人

「School×Work」や「School×Work Lite」は、プロのWebライターに求められる知識やスキルを習得できる実践的な講座。自分の記事がサイトに掲載されるため、発注者に向けた実績づくりができます。また、分からないことや不安なことは、プロのWebライターが相談に応じてくれます。Webライター養成講座は、プロのWebライターを目指す方にとって、ライティング力アップに加えて、Webライターへの道のりを示してくれる心強いサポートになるでしょう。

ライティングの基礎をプロから学びたい人

ライティングの基礎を学びたい方には「Start-up」がおすすめ。独学では気づくことが難しい、自分のライティングのクセや改善点が、プロによる添削指導で明確になります。ビジネスで文章力に不安を抱えるビジネスパーソンや、将来Webライターを目指している方のファーストステップになるはずです。

自己投資資金に余裕がある人

Webライター養成講座を受講するにあたり、費用が気になる方も多いでしょう。料金設定は「School×Work」298,000円、「School×Work Lite」」198,000円、「Start-up」39,800円。私の場合、自己投資資金の範囲内で、プロのWebライターになり費用を回収できればよいという考えです。Webライターを目指していない方にとっても、ライティングはビジネスや日常生活においても、一生使えるスキル。プロからマンツーマンで学べる機会はきっと貴重な経験になるでしょう。自己投資資金に余裕がある方にはおすすめの投資先です。

Webライター養成講座をおすすめできない人

ITスキルが全くない人

Webライター養成講座ではチャットを使って指導を受けたり、課題を提出したりします。提出ファイルはMicrosoft Word。私はMacのPagesで文章を作成しており、文字化け解消のため、One Dirve経由で課題を提出しています。これまでパソコンを使って文章を書いたことがなかったり、チャットやクラウドサービスなどのITツールの使用が負担と感じる方にはおすすめできません。

完璧主義で、傷つきやすい人

100%の読者に共感を得られる、完璧な文章を作成できる人はいません。なぜなら読者が求めることは多種多様だからです。独りよがりの完璧な文章にこだわって講師と対立したり、添削を受ける度に傷ついてしまうという方にはおすすめしません。講師はやさしく丁寧に指導してくださるので、素直にライティングを学ぶ姿勢をもつとよいでしょう。

小さくゆっくりはじめたい人

Webライター未経験の方にとって、いきなり数万円の料金を払いスクールに通うことに抵抗を持たれる方もおられると思います。まずは、本やインターネットメディアなどから、少額で情報収集してみるのも良いでしょう。また、実践的な体験が必要ならば、ブログを開設して記事を書いてみたり、クラウドソーシングを利用して、Webライターを経験することもできます。そこで気づいた課題や疑問があれば解決する手段として、Webライター養成講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

受講を検討している方へのメッセージ

Webライターは年々増加しているといわれており、それだけ需要があるということです。一方で、「すでに飽和状態ではないか?」、「稼げなくなるのではないか?」といった意見もあります。なぜここまでWebライターが増えているのかを考えると、多くの人が書くことに対して基礎教養があり、Webライターになるには特別な資格も不要。未経験者でも低いハードルでWebライターになれるからだと思います。その分、読者が文章を読み解く目は厳しくなっていくでしょう。内容が薄く、文章力の低い文章は読まれにくくなるかもしれません。そこで、他のWebライターと差をつけるためにも、Webライター養成講座を受講する意義はあるのではないでしょうか?Webライター業界のプロによる指導は、ライティング初心者のライティング力アップや、本気でプロのWebライターを目指す方の助けになってくれます。実際、ライターとは全くの無縁であった私が、プロのWebライターになれたのも、養成講座の助けがあってこそ。受講をすべきか迷っておられる方は、本記事を参考に一度お問い合わせされてみてはいかがでしょうか。

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